新型コロナ対策において、

 

ほとんど無視されている感のある

「自然免疫」ですが、(なんでだろう?)

 

 

免疫について、

よく調べれば、この「自然免疫」を正常に回復させ

ておくことこそが、一番重要かつ根本的な、新型

コロナ対策であると分かるはずなんです。はずな

んですが・・、

 

あの~、この際だから文句言っちゃうけど、

 

 

すごく分かりにくいんですよヽ(`Д´)ノ、

免疫学って。

 

 

 

「補体」は名前が軽過ぎだし、扱いも軽過ぎ。

「古典経路」と「副経路」は名前が逆でしょう?

「獲得免疫」を重視しすぎなんですよ。

 

 

 

なので、「免疫」に関する重要ポイントを、勝手に

まとめてみました。ご覧下さい。

 

(間違いが判明した場合は、おわびして、訂正させ

ていただきます。)

 

 

 

 

 

えーとですね、じゃあ、ヒトの「免疫」について、

大事なとこだけ、ちょこっと勉強してみましょう。

 

 

 

  

 

実は、ヒトの免疫システムは、「2つ」

あるんです。 

 

「自然免疫」と「獲得免疫」の2つです。

 

 

 

体内に侵入してきた、細菌、ウイルス、異物など

に対して、それが何であったとしても、「なんだあ?

てめえら!」と

即効で反応し、

これらを無差別(非特異的)に!排除する、

(汎用性の高い)第一次防衛システムを

 

「自然免疫」といい、

 

 

 

その第一次防衛戦で作られた「抗体」

を利用して、

再び同じ細菌、ウイルスが体内に侵入してきた

時に

「また来やがったな!この野郎!」と

それらを専門(特異的)に撃退する

(汎用性の低い)第二次防衛システムを

 

「獲得免疫」といいます。

 

 

この2つは、人間なら、だれでも持っ

ている免疫システムですが、

 

 

 

免疫システムが正常に機能するには

 

「好中球」や「単球(マクロファージ)」、「リンパB

細胞」、「リンパT細胞」などの

 

「実行部隊」の他に、

 

 

 

「実行部隊」を的確に動かし、フォローする

 

「指揮部隊」が必要不可欠です。

 

 

 

 

血液中にある、「補体」という(変な)名前の、

 

20種類くらいからなる

「タンパク質(酵素前駆体)の反応系」

 

がそれで、

 

この反応系タンパク質が、血液中に、

十分な量、ないとダメなんです。 

 

 

なんでかというと、この「反応系」が、

 

〇免疫細胞の活性を上げたり、

〇免疫細胞をウイルスのところまで誘導・集合

せたり、

〇免疫細胞がウイルスに感染した細胞を食べ

すいように下処理をしたり、

 

といった、いろいろな仕事をしてくれ

おかげで、

 

免疫システムは成り立っているから

です。

 

 

 ところが、この反応系タンパク質は、

 

「肉食」を長く続けると、減りやすい

んです。

 

 

肉食すると、腸内で「病的ウイルス」が発生しや

く、それが血液に吸収されると、

「自然免疫」システムが働いて、即効でやっつけ

てくれるんですけど、その度に、

大事な「補体タンパク」が消費(というか浪費)され

てしまうからです。

 

「補体タンパク」って、ウイルスが体内に侵入する

と、「活性」が高まって、色々な反応をはじめるん

ですが、それによって、量が減っちゃうんですね。

 

若いうちは、「補体タンパク」が減っても、その分、

肝臓で生産され、補充されますので、

「自然免疫」がガタ落ちすることは少ないんです。

 

ですが、大体(日本では)60歳を過ぎるころから、

肝臓での「補体タンパク」の生産量が落ちてきて、

補充が充分に間に合わなくなり、その後は、

 

加齢とともに、年々

 

「補体タンパク」が減少していくこと

で、

 

白血球やリンパ球は充分あるんだけど、

 

「自然免疫」がどんどん機能低下し

いく・・・

 

という訳です。

 

免疫力が落ちるのは、「加齢」が原因ではないの

です。

 

若くても、毎日肉や卵や刺身を食べて、ウンチが

ひどく臭い人は、それだけ自然免疫が低下してい

る危険性が高いということなので、お気をつけい

ただきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 本日は以上です。ありがとうございました。