うちの田舎には、おばあちゃんが昔から手入れしてきた

お茶畑が少しありまして、

 

20年前くらい前までは、近くの茶工場へ収穫した茶葉

をもっていって加工を頼んでいたそうなのですが、最近

は加工を頼めるほどの量(40キロ以上)が収穫できな

いので(半分くらい枯れ)、

 

今はもっぱら 手作業で加工しています。

 

 

 

下の写真は、先月、新芽の成長具合を確認しにいった時

に撮影したものですが、

 

古い葉っぱが、ほぼ全部落ちていました。

 

???おかしいなと思っておばあちゃんにそのことを

話すと、

 

去年撒くはずだった肥料が 納屋にそのままある

 

とのことで、どうやら、去年、私がお茶畑に肥料を撒く

のを忘れていたせいで、お茶の木が栄養不足になり、古

い葉っぱが落ちたのではないか、という結論に至りました。

 

 

お茶の新芽

 

お茶の新芽2

 

 

そんなお茶の木から新芽まで摘んでもいいものかと一瞬

思いましたが、

 

控えめに摘んどけば大丈夫だろう

 

という、非常に楽観的な判断のもと、今年も例年通り、

5月1日の日曜日お茶摘み」をしてきました。

 

 

まず、年季の入りまくった通称「茶切りバサミ」

で、新芽をザックリ刈り取ります(この写真は去年撮った

のです)。

 

 

DSCF1023

DSCF1028

 

 

この作業を30分もすると、腕がプルプルとケイレン

だすので、ペットボトルの水を飲むとき、

 

少し、こぼしたりします。

 

残った新芽は手で摘み取ります。これがものすごく時間

のかかる地味な作業なので

 

 

「忍耐力」が相当レベルアップします。

 

 

 

次に、収穫した新芽を母屋まで運び、大きなザルに移し、

(しゃくとりむしやカメムシなど)や

古い葉っぱなどを取り除いてから、鉄鍋で炒ります。

 

そして、炒りたてアツアツの新芽を、ひっくり返した

木箱の上にザッと移し、軍手をはめた手で、新芽にヨリ

ができて、茶汁?がしみ出すまで、揉みこみます。

(この動画も昨年のものです。)

 

 

 

 

 

昨年はこの一連の作業を、私と母とおばあちゃんの3人

だけでやったので超大変でしたが、今年は助っ人が4人

(妹夫婦と男の子と、もう一人の妹の長男)も手伝いに

きてくれたので、ものすごく助かりました。来年もよろ

しくお願いいたしますm(__)m。

 

 

というわけで、午後5時に作業終了!!

 

この写真は、作業の途中に撮ったもので、さらに5ザル

くらい追加分ができました。

 

2016年度 新茶

 

 

 

あとは、茶葉がカラッカラに乾燥するまで、

天日干しすれば完成です!

 

 

この作業はおばあちゃんにお任せです。みなさんお疲れ

さまでした~。

 

 

 

 

 

 

本日は以上です。ありがとうございました。