今回は・・・
ガン・慢性病の治癒率80%を誇る、
「お茶の水クリニック(1970年創立)」
院長の森下敬一医博によって明らかにされている
「発ガン・消ガンの原理」を、
できるだけ分かりやすく、説明してみたいと思います。
ちょっと長くなると思いますが、よろしくおつき合い下
さい。
森下先生の医学理論を「(森下)自然医学理論」と言い、
その理論に基づいた食事療法を「自然医食療法」と言う
のですが、
では、現代医学ではなかなか治せないガンが、なぜ森下
先生の「自然医学」だとそんなに治るのかといいますと、
私たちの体の基本構造はどうなっているのかという
「基礎理論」や、様々な病気は、どうやって引き起こさ
れているかという「病理論」が、 現代医学のそれとは
全く異なった、正しい理論だからです。
ちょっとまて、と。じゃあ、現代医学の基礎理論や病理
論が間違っているとでもいうのか? というと、
その通りなんです。その説明は後ほどいたします。
下の資料1は、「現代医学」と「自然医学」の基礎理論
の違いを説明するときに使用しているものです。
よくご覧ください。
資料1
「現代医学」の基礎理論は
「骨髄造血説」と「細胞分裂説」です。
つまり、赤血球や白血球やリンパ球といった血球細胞は、
骨髄の造血幹細胞から造られており、赤血球の役割は
酸素の運搬、白血球やリンパ球の役割は免疫だと。
そして、体細胞は細胞が分裂することによってのみ新しい
細胞ができるのだと。他のルートは絶対にないんだと。
で、食べ物は単なるカロリー源栄養補給源にすぎない。
と、考えている訳です。
カンタンに言うと、「食物」と「血球細胞」と「体細胞」
はそれぞれ全くの別物であると考えているのが現代医学
なのですが、
そうじゃないよと言っているのが、森下先生の自然医学
です。
「食物」と「血球細胞」と「体細胞」は連続しているん
だよ。
「食物」が素材となって、十二指腸や小腸の絨毛組織に
おいて「血球細胞(赤血球及びリンパ球)」が造られ、
さらにその赤血球が「顆粒白血球」に変化して、やがて
体の全ての「体細胞」に変化していってるんだよ。
また、血球細胞の素材である食物の供給がすごく少なく
なったりした場合などは、腸での生理的造血だけでは
造血量が足りないので、酸素の運搬という大事な役割も
担っている赤血球の数を一定に保つため、体細胞が血球
細胞に逆戻りすることで造血されたりもするんだよ
(これを代償性造血、肩代わりの造血という)。
これが私たちの体の基本構造なんですよっていうのが
自然医学の「基礎理論」です。
では、実際に「腸での造血」がどんな仕組みになって
いるかと言いますと、
まず食べたものが咀嚼され唾液と混ざり胃液で溶かされ、
十二指腸に送られるころには、「食物モネラ」という、
「生きている物質」に変化していて、これが腸の絨毛組織
にベッタリ張り付きます。
(下の資料2の真ん中の図の左端に書かれている「栄養物」
がこの「食物モネラ」に該当します。
そして絨毛組織がアメーバのように「食物モネラ」を
取り込んでいくと、やがて「食物モネラ」は「絨毛細胞
(絨毛上皮細胞)」そのものに変化していきます。
すると、以前その場所にあった絨毛細胞は奥に押し込ま
れるように移動していき、やがて、その核が放出され・・
あとは、資料2の下の図のように変化しながら赤血球
及びリンパ球が新生されていきます。
(ちなみに・・・ものを食べない胎児の時期は、お母さん
の赤血球が溶け合ってできた「血液モネラ」が素材と
なって、「胎盤の絨毛組織」で造血が行われています。)
資料2
資料2の真ん中の図を見て下さい。
そして、腸の絨毛組織で新生した赤血球は、(この図
では省略されていますが、やがて血管を自由にすり抜け
られる「遊走性」という能力をもった「顆粒白血球」へと
変化し、)様々な細胞の誘導によって、脳にいけば脳の
細胞に、腎臓にいけば腎臓の細胞に、筋肉に行けば筋肉の
細胞に・・・というふうに体の全ての体細胞に変化して
いっているんです。
つまり、体細胞は、細胞が分裂して増えているのでは
なくて、
「食物」が素材の「血球細胞」が赤血球→顆粒白血球→
体細胞というふうに変化していって新しい体細胞になって
いるということです。
ここで大事なことは、「ガン細胞」も例外ではないと
いうことです。ガン細胞も、血球細胞が変化して出来て
いるものなのです。
(現代医学では、「ガン細胞」は正常細胞が何らかの原因
によって突然変異を起こし、無限に細胞分裂を繰り返し
増殖すると説明していますが、誤りです。)
そして、食物の供給量が制限されると、これらの体細胞は、
赤血球の量を減らすまいとしてドンドン赤血球に逆戻り
していくんですが、「優先順位」があるんです。
脳や腎臓など大事な臓器・組織は後回しにされます。
脳の細胞が真っ先に赤血球に逆戻りしようものなら生命の
危機だからです。ですから、体の細胞の中でも、真っ先に
赤血球に逆戻りするのは、無くてもよい細胞、存在価値の
低い細胞、回復力の高い臓器の細胞などです。
つまり、食事の量が制限されると余分な脂肪細胞や骨髄
細胞などが真っ先に赤血球に逆戻りしていくのですが、
「ガン細胞」も割合早い段階で血球細胞に逆戻りして消滅
していきます。
ただし、ガンの本体ともいうべき、体内に蓄積されていた
悪いモノ(腐敗産物や毒素、化学物質など)がある程度
体外に排泄された後、という条件付きですが。
条件さえ整えてあげれば、ガン細胞も自然に血球細胞に
逆戻りするという体の基本構造に従って、狙ってガンを
自然消滅させているのが、森下先生の「自然医学理論」
に基づいた「自然医食療法」なんです。
説明はまだまだ続くのですが、とりあえずここまでが
「自然医学の基礎理論」の大まかな説明でした。
ちょっと休憩しましょうか?
では、ここからいよいよ「発ガン・消ガンのメカニズム」
について説明してみたいと思います。
まず、「発ガンのメカニズム」についてですが、下の
資料3にまとめているので、よくご覧になってください。
資料3
今日はもう時間がないので、詳しくは、次回説明すること
にして、
ここでは「ガン細胞とは?」について簡単に説明しておく
ことにします。
「ガン細胞」とは、体内に蓄積された腐敗産物や毒素
(病的ウィルス)、化学物質などの影響で、
「呼吸酵素」の働きが阻害されている状況下の中で、
「敗血症」(数日で血液が腐り急死する病気)になる
のを避ける目的で「赤血球」が「リンパ球」と融合して
「呼吸」ではなく「発酵」というエネルギー生産システム
で生きるタイプの細胞に変化したものである。
したがって、ガン細胞は、
実際は「浄血装置」「延命装置」
として働いてくれている、大変ありがたい細胞なので
あります。
本日は以上です。ありがとうございました。この続きは
今週中にアップする予定ですので、よろしくお願いいた
します。
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