糖尿病は、皆さんご存じの通り、おしっこに糖分

が漏れ出てしまう病気です。それだけですむなら

良い?のですが、

 

進行すると足先の血管が詰まって「壊死」を

こし、その部分を切断しなくてはならなくなった

り、眼の血管が詰まって「失明」したり、

 

「脳」や「心臓」の血管が詰まって、命を落としてし

まうことも多い病気なんです。

 

 

しかし、糖尿病が進行すると、なぜ

血管が詰まりやすくなるのでしょうか?

 

 

 

カンタンに説明しましょう。まず、

 

糖尿病の原因の一番は、 

 

 「精白食品」の食べ過ぎです。

 

「精白食品」とは、

 

玄米を真っ白になるまで精白した「白米」のご飯、

 

小麦粉の全粒粉を真っ白になるまで精白した

「精白小麦粉」で作ったパン類、麺類、

 

黒砂糖を真っ白になるまで精白した「白砂糖」な

です。

 

 

 

どうして、精白食品の食べ過ぎが糖尿病の原因

第一になるかというと、

 

精白食品は、「消化・吸収が良い」食品ではなく

て、

 

「消化・吸収が早すぎる」食品だから

です。

 

 

 

ですから、精白食品を摂り続けると、こういうこと

が起こります。

 

〇「精白食品」を食べると、

 

〇消化・吸収が早すぎるので、血糖値が急上昇

  します。

 

〇すると、血糖値の急上昇を抑えるために、膵臓

 がガンバって「インシュリン」という血糖値を下げ

 るホルモンを多めに出して、血糖値を下げます。

 

〇これが毎日毎日、繰り返されると、膵臓が、や

 がて

 オーバーワーク状態になり、正常に機能できなく

 なります(インシュリンが出にくくなる)。

 

〇でも、相変わらず精白食品は食べ続けている

 ので、血液中に糖分があふれかえって、やがて

 おしっこにも漏れ出します(=糖尿病)。

 

 

 

ここからが大事です。

 

消化・吸収の早すぎる精白食品によって、オーバー

ワークを強いられ、過労状態に陥った膵臓は、

もうあんまりインシュリンを出せません。

 

それでも、

 

体は、急上昇する血糖値を下げたいので、

 

血管に含まれている「インシュリン」

を使い出すのです。

 

血管に含まれている「インシュリン」は、

血管の「弾力」を保つ働きをしているので、

「インシュリン」が血管から失われていくと、

 

全身の血管に、

「動脈硬化」が起こります。

 

つまり「血管が詰まりやすくなる」

んです。

 

あとは、ひとりひとり、どこが詰まり

やすいかの違いがあるだけです。

 

しかしながら、なるだけ早い段階で自然医学の

食事療法(自然医食療法)を実行していただけ

れば、

7枚目

 

 

 

血糖値の急上昇はなくなるので、膵臓は次第に

回復していきます。糖尿病が治るわけです。

 

血管内にも、次第にインシュリンが蓄えられるよ

うになるので、動脈硬化も治っていくわけです。

 

これが、

 

糖尿病が治るということです。

 

 

 

 

本日は以上です。ありがとうございました。