しばらくブログの更新が滞ってしまい、申し
訳ありませんでした。年末年始の慌ただしさ
から抜け出して、1週間ほど、ボーっとして
ました。
さて今日は、先日届いた月刊「自然医学」誌
の記事「森下クリニック点描」の中で、森下
先生が「病気を治すポイント」について、簡
潔に述べられている箇所を、抜粋してご紹介
したいと思います。
(以下6ページより抜粋。)
現代西洋医学・現代栄養学は、食べ物を摂取
することで栄養分を吸収し、それで身体や健
康が保持されると考えています。しかしそこ
には大きな落とし穴があります。食物の摂取
は栄養分だけの吸収ではなく、同時に毒素も
吸収しているということを忘れてはいけない
のです。
森下自然医学は、そうした現代西洋医学とは
病気発生のメカニズムの捉え方が真逆です。
自然医学は、「体内に毒素が溜まったために
病気は起こる」「その毒素を出すために身体
を異化作用にしなければならない」とする
“引き算の治療法„です。
身体を異化作用にする究極の方法が断食です
が、断食は永遠に続けられる訳ではありませ
ん。生命も存続できて、尚且つ異化作用の効
果も得られる方法が自然医食。すなわち「玄
米・塩・野菜・発酵食品を腹6~7分目いた
だく」ことの実践になる訳です。
(以下7ページより抜粋)
患者さんの「ガン患者さんが森下自然医学で
快癒していく大きなポイントは何ですか?」
という問いに対して
第一の絶対的ポイントは、「身体を異化作用
にすること」。そして治っていく患者さんに
共通していることが「ガンになって良かった
と感謝されていることです。「ガンがきっか
けで、ご自分の中で誤っていた部分を修正す
るきっかけとなった・・・」そう仰ってガン
になったことを喜ばれています。この点が治
る方と治らない方の大きな違いですね。
補足説明します。食べ物が血球になり体細胞
になっていくのを「同化作用」。体細胞が血
球に逆戻りすることを「異化作用」といいま
す。食べ過ぎで体が同化作用に傾いていると
毒素は体に溜まっていく一方で病気は治りま
せん。
しかし、身体を異化作用の状態にすると、身
体に溜まっている毒素が分解・排泄されはじ
めます。同時に、健全でない余分な脂肪細胞
や、ガン細胞などが真っ先に血球に逆戻りし
ていくので、ガンの場合は腫瘍が自然に消え
る訳です。
本日は以上です。ありがとうございました。