しばらくブログの更新が滞ってしまい、申し

訳ありませんでした。年末年始の慌ただしさ

から抜け出して、1週間ほど、ボーっとして

ました。

 

さて今日は、先日届いた月刊「自然医学」誌

の記事「森下クリニック点描」の中で、森下

先生が「病気を治すポイント」について、簡

潔に述べられている箇所を、抜粋してご紹介

したいと思います。

 

月刊自然医学誌 584号

 

(以下6ページより抜粋。

 

現代西洋医学・現代栄養学は、食べ物を摂取

することで栄養分を吸収し、それで身体や健

康が保持されると考えています。しかしそこ

には大きな落とし穴があります。食物の摂取

は栄養分だけの吸収ではなく、同時に毒素も

吸収しているということを忘れてはいけない

のです。

森下自然医学は、そうした現代西洋医学とは

病気発生のメカニズムの捉え方が真逆です。

自然医学は、「体内に毒素が溜まったために

病気は起こる」「その毒素を出すために身体

を異化作用にしなければならない」とする

“引き算の治療法„です。

身体を異化作用にする究極の方法が断食です

が、断食は永遠に続けられる訳ではありませ

ん。生命も存続できて、尚且つ異化作用の効

果も得られる方法が自然医食。すなわち「玄

米・塩・野菜・発酵食品を腹6~7分目いた

だく」ことの実践になる訳です。

 

 

(以下7ページより抜粋)

患者さんの「ガン患者さんが森下自然医学で

快癒していく大きなポイントは何ですか?」

という問いに対して

 

第一の絶対的ポイントは、「身体を異化作用

にすること」。そして治っていく患者さんに

共通していることが「ガンになって良かった

と感謝されていることです。「ガンがきっか

けで、ご自分の中で誤っていた部分を修正す

るきっかけとなった・・・」そう仰ってガン

になったことを喜ばれています。この点が治

る方と治らない方の大きな違いですね。

 

 

 

補足説明します。食べ物が血球になり体細胞

になっていくのを「同化作用」。体細胞が血

球に逆戻りすることを「異化作用」といいま

す。食べ過ぎで体が同化作用に傾いていると

毒素は体に溜まっていく一方で病気は治りま

せん。

 

しかし、身体を異化作用の状態にすると、身

体に溜まっている毒素が分解・排泄されはじ

めます。同時に、健全でない余分な脂肪細胞

や、ガン細胞などが真っ先に血球に逆戻りし

ていくので、ガンの場合は腫瘍が自然に消え

る訳です。

 

 

 

 

 

本日は以上です。ありがとうございました。