昨日の続きです。まずは「自然医学の基礎理論」

の資料です。

 

自然医学の基礎理論

 

 

 

 

そして、本日説明する個所は、この部分です。

 

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食べ物を素材に、腸の絨毛組織で造られた

「赤血球」は、血管内に送り込まれ、

 

 

酸素や二酸化炭素を運搬しながら、血管の中を

血流に乗って移動・循環します。

 

 

そして、ほとんどの赤血球は、そのままの姿で

寿命をむかえるわけですが、

 

 

赤血球の1000個から2000個に1個は

白血球に変化する、ということが森下先生の

研究で分かったわけです。

 

 

(これは森下先生の著書の中でも「血球の起源」

という本にしか書かれていません。)

 

 

 

 

赤血球が白血球に変化するパターンは3つ。

 

 

大抵は、赤血球から中身がドロッと出て、それ

顆粒白血球に変化する「流出方式」。

 

 

赤血球に相当パワーがある場合は、赤血球の中

身がバルーンのように膨らんで、それが顆粒白血

球に変化する「発芽方式」。

 

 

この二つの場合は、一個の赤血球が、一個の顆

粒白血球に変化します。

 

 

あともうひとつ、赤血球の中身が分割されて、一

個の赤血球が、4個のリンパ球に変化することも

あります。これが「分割方式」。

 

 

 

さらに、なんと現代医学では別物だと考えられてい

る「好酸球」、「好中球」、「好塩基球」

(3つとも顆粒白血球です。)は、

 

実は同じもので、時間の経過とともに変化している

だけ、いうことも森下先生の大発見です。

 

 

つまり、赤血球から変化して少しの間

は「好酸球」。

 

すぐ成長して「好中球」に。

 

寿命が近づくと「好塩基球」になる、と

いうことです。

 

 

 

 

ここまでの話をザックリまとめると、

 

要は「食べ物」を素材に「赤血球」が造られ、その

また一部が「顆粒白血球」に変化していく・・という

ことです。

 

 

 

なんのためにそんな仕組みになって

るんでしょう?

 

 

「赤血球」は、血管の外に移動できないからです。

血流に乗って、血管の中を流れていくだけです。

 

 

ところが、「顆粒白血球」には、「遊走性」という、

アメーバの様に移動できて、血管も傷つけずに

すり抜けられる能力があります。

 

 

「赤血球」はこの「顆粒白血球」という形に変身す

ることで、

 

血管の外の世界 = 体細胞の世界

 

 

へ自由に往来が出来るようになるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

本日は以上です。ありがとうございました。