風邪や、インフルエンザを予防

するには、どんなことに気をつ

けていれば良いのでしょうか?

 

一般的には、「予防接種」や「手洗い」などが、一番効

果があると言われているようですが・・・、

インフルエンザの予防接種をしていても、うがいや手洗

いを励行していても、インフルエンザになる人はなりま

すよねえ? なんででしょう?

 

 

体調が「絶好調」じゃないから

です。

 

体調が絶好調じゃなくて、免疫

抵抗力が弱っているか風邪

をひいたりインフルエンザにな

ったりするのです。

 

 

ですから、体調を崩してしまう原因をピックアップして

それらに注意して、体調が絶好調の状態をずーっと維持

していれば、それが一番の予防法になります。

 

 

体調を崩す原因は、精神的なス

レスを除ば、大体、

「過労」と「冷え」、

あと冬の「加湿不足」の3つな

で、これらに注意しましょう。

 

 

 

「過労」 「過労」を防ぐには、疲れを感じる前

に休むのが一番です。

 

どんな作業でも休みなしで長時間、ぶっ続けでやっちゃ

うと、ある時点で「急に」想像以上の「疲労感」に襲わ

れます。

そうなってから、休憩しても、体力はなかなか回復して

くれません。「過労」です。ですから、

 

「過労」を防ぐコツは、「疲れる前にこまめに小休止を

とる」です。

 

 

あと、「食べ過ぎ」、「夜食」、

「間食」なども、続けると胃腸

がだんだん疲れてきて、風邪や

インフルエンザかかりやすく

なるので、要注意です。

 

それには、なるだけ、「玄米ご飯」とか、ちょっとだけ

精米した「3分づきご飯」とか、どっしり重い「黒パン」

などを、よく噛んで食べる習慣をつけるようにすると、

自然に、小食で満足できるようになり、しかも抜群に腹

持ちが良いので、無理なく「食べ過ぎ」、「夜食」、

「間食」を防ぐことができるようになります。

 

 

 

 

「冷え」 体が少し冷えただけでも免疫・抵抗

は落ちます。

 

体調が絶好調の時は、

体がポカポカ温かいものです。

 

ですから「寒くはないんだけど

特に温かくもない」状態

「自覚できないけど体が冷えて

いる」と思ってください(これ、

すごく重要です)。

 

 

体を冷やさないために、気をつけるべきは次の2点、

 

まず、「体を冷やす食材を食べない」です。

 

具体的には、果物、生野菜、それらのジュースには、

各種ビタミン、ミネラル、酵素、食物繊維などが補給で

きる良い面がある一方、体を冷やすという作用があるの

で、暑がり陽性体質の方でもない限り、特にこの寒い

時期は、体を冷やすこれらの食材はなるべく食べないよ

にすることが大事です。さらに、

 

甘いモノ全般、特に砂糖は、胃腸をゆるめて、必要な栄

養素が吸収されにくくなって、結果、発熱がうまくでき

なくなることで、体が徐々に冷えていくので、なるだけ

調味料として使わない、甘いお菓子もなるべく食べない

方が良いのです。

 

「水分」も摂り過ぎると体が冷えますので、気をつけて

ください。

 

 

で、体を温めるものをしっかり食べるんです。何かって

いうと「塩分」と「根菜類」です。

 

塩には「保温作用」があるので、

不足すると体が冷えます。

 

しかし、「精製塩」

はナトリウム以外のミネラルがほぼ含まれておらず、体

にとっては良くないものなので、「自然塩」や、「自然

塩」を使って長期熟成された、昔ながらの本物の「醤油」

「味噌」などで、「ああ、美味しいな」と感じる味付け

にするのが良いのです。

 

(ただ、体が必要とする塩分補給量は、体から塩分が排

泄される量により、ひとりひとり違ってきますので、美

味しいなと感じる味付け(塩分量)は人によって異なり

ます。

ですから、汗をかかない方は、うす味が美味しいと感じ

るでしょうし、すごく汗をかく方は、濃い味が美味しい

と感じる訳です。)

 

あと、

 

大根、ニンジン、ゴボウ、レンコンなどの根菜類は、体

を温めてくれますので、寒い冬の時期は、おかずの食材

として、多用するといいのです。

 

 

もう一つ、体を冷やさないために気をつけるべきは、

「寒くないくらいに服を着る」ではなくて、「温かいく

らいに服を着る」ようにして、「寒くはないんだけど、

温かくもない」状態にならないこと、です。

 

特に冬は、1日24時間、いつ

でも「ポカポカ」「ヌクヌク」

を意識しながら、生活してくだ

さい。

 

「冷え」を注意すべき時間帯というのもありまして、今

のように昼間は温かいのに、朝晩は寒いという時期は、

特に夕方に気をつけて下さい。というのも、お昼頃温か

くなって上着を脱いで、気がついたら夕方になっていて

寒さを感じてから、上着を着てもなかなか温まらないの

は、すでに体が冷えているからです。そうならないため

には、夕方寒くなる前に、厚着しておくことです。

 

あとは、「寝冷え」に注意していれば良いでしょう。

 

 

 

夏も、冷房で体が冷えないよう

に注意してください。

 

 

 

最後に「加湿不足」ですが、これは冬場の暖房

で、のどを痛めないためです。

 

締め切った室内を、エアコンや電気ストーブなどで暖房

すると、

 

空気はあっという間に乾燥し、

鼻やのどにすごく負担がかかり

ます。

 

ですから、「加湿器」で十分な

湿度を保つことが大事になりま

す。

 

クルマの暖房も、のどをやられやすいので注意して下さ

い。車内用の「ミニ加湿器」も販売されているようなの

で、そちらをご利用されると良いと思います。

 

 

 

 

本日は以上です。ありがとうございました。