玄米を白米になるまで精白すると、一体どれ

くらいの「ぬか」ができるかご存じですか?

 

と、いう訳で、今回は、自分の家庭用精米機

を使って、玄米1合を白米に精米してみまし

た。

 

 

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この中に「ぬか」が溜まります。

 

 

 

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精米中です。

 

 

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玄米が白米になりました。さて、どれくらい

の「ぬか」が出来ているのでしょうか?

 

 

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お皿にとって、白米との量を比較してみまし

ょう。

 

 

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どうですか。この「ぬか」の量、すごくない

ですか?

 

米偏に健康の「康」と書いて「糠(ぬか)」

米偏に白米の「白」と書いて「粕(かす)」

 

さすがに「かす」はかわいそうすぎると思う

のですが、栄養素で考えると、たしかにその

通りなんですね。

栄養の宝庫である「糠」を捨てて、のこりの

ものを食べていらっしゃる方々は、だから、

実にもったいないことをされている訳です。

 

では、この「糠」もどうにかして食べれば、

栄養的に問題ないかというと、そうでもな

例えば、

「咀嚼の回数」も問題として残ります。白米

は「多く噛めない」んです。

 

私たち日本人の「唾液」の中には、炭水化物

を消化してくれる酵素がたくさん含まれてい

たり、ちょっとした化学物質を無毒化する働

きや(30秒くらいかかるそうですが)ほか

にもいいものが含まれていますので、

 

なるべく「噛みごたえのあるもの」を「よく

噛んで、多くの唾液と混ぜ合わせて食べる」

ことが、健康増進、慢性病の根本治療の大事

な大事なポイントなんですね。

 

という訳で、普段のご飯はなるべく玄米か、

精米しても、ちょっとだけにしておいた方が

いいんです。理想は「玄米」に、「あわ」

「ひえ」「きび」「麦」などを混ぜた「玄米

・雑穀ご飯」です。これは病気を治すには必

須の主食となります。

もちろん、無農薬栽培のものが良いです。

 

病気でない方には時間的余裕がありますので

「7分づきご飯」から「5分づきご飯」へ、

さらに「3分づきご飯」「1分づきご飯」

「玄米ご飯」へと、時間をかけて、徐々に慣

らしていく、という方法もありますので、

現在、白いご飯を食べられている方は、ぜひ

ご検討いただきたいと思います。

 

 

 

ありがとうございました。