つづきが遅くなって申し訳ありません。

前回、体に良い食べ物、飲み物のお話しが中

途半端になってしまったので、今回、最初か

らお話ししたいと思います。

 

 

まず、もう一度、体に良くない食べ物、飲み

物を復習してから、体に良い食べ物、飲み物

のお話しをしたいと思います。

 

では、体に良くない、常食すると(ここ重要

様々な慢性病、アレルギー性疾患、各種ガ

ンを引き起こす食べ物、飲み物を挙げていき

ましょう。

 

白いご飯、精白小麦粉でつくられた白パン、

麺類、パスタ、白米のお餅

 

精白食品の常食は、体内の栄養バランスを徐

々に乱すんでしたね。

 

牛肉、豚肉、鶏肉、卵、牛乳、それらの加工

食品(ハム、ソーセージ、ウィンナー、べー

コン、バター、チーズなど)、刺身

 

動物タンパク食品は、常食すると腸内で腐敗

しやすく、様々な毒素(腐敗産物)が発生し

て、徐々に体内のいろんな所に溜まっていく

んでしたね。

 

うまみ調味料(=化学調味料)、精製塩、白

砂糖(三温糖、黒砂糖、はちみつでも摂りす

ぎるとトラブルの原因になります)、油の摂

りすぎ、合成添加物入りの味噌、醤油などの

調味料

 

化学物質も、徐々に体に溜まるんでしたね。

 

甘い果物(体を冷やす働きがあるので、特に

陰性体質の方は注意が必要です。あとは農薬

の問題、輸入果物には収穫後添加農薬(ポス

トハーベスト)の問題もありますね。

国産・有機の旬のリンゴ、スイカ、イチゴな

どは良いです。

 

生野菜(これも体を冷やす働きがあるので、

体温の高い、陽性体質の方には良いが、体

温の低い冷え性の陰性体質の方は食べない

方が良いです)

 

合成食品添加物入りの加工食品(冷凍食品や

インスタント食品)や出来合いのお惣菜

 

甘い清涼飲料水(原材料の表示欄に果糖ぶど

う糖や合成甘味料などの表示があるもの)

 

水道水(都会にいくほどカルキが効いている

ので、浄水器でろ過したものが良いです。当

店ではゼンケンさんの浄水器をおすすめして

います)

 

栄養素が単一のサプリメント(ひとつの栄養

素だけの摂りすぎになりやすく、精白食品と

同じく、体内の栄養バランスを崩しやすい)

 

 

 

 

んー、大体、こんなとこでしょうか。こうい

うものを常飲常食している方のほとんどは、

今は大丈夫でも将来的になんらかの病気にな

る可能性が極めて高いので、今のうちにちゃ

んと食事改善して、病気の予防に努めていた

だくようお願いしたいです。

 

 

ただ、中には、何を食べても飲んでも大丈夫

!という方もいらっしゃるでしょうが、そう

いう方はそれで良いのです。しかしあくまで

例外的な存在なので、平均的な体質の私たち

が真似をするべきではないのです。

 

 

「体質」のお話しはまた後日。

 

 

 

 

さて、それではいよいよ、病気にならない健

康体を創り上げる、体に良い食べ物、飲み物

についてお話ししましょう。

 

食べ物でなにが大事かって「主食」ほど大事

なものはないんです。それは「穀物」です。

日本においては、米、麦、あわ、ひえ、きび

の「五穀」です(もちろん無農薬・有機栽培

のものが良いです)。

玄米を主に、ほかの雑穀を何割か混ぜ合わせ

た「玄米雑穀ご飯」は、私たちが必要として

いるさまざまな栄養素を一番バランスよく含

んだ理想的な主食です。

 

あとは、質の良い玄米パン、全粒粉でつくら

れた玄麦パンや麺類、玄米餅も主食として良

いものです。

 

これらの主食を、食べる量全体の半分以上に

する。ここが大事なポイントです。一番、栄

養バランスの良い食物を、主食に据えること

で、食事全体の栄養バランスが自然に整うと

いうことです。

 

で、足らない栄養素を「副食」つまり、おか

ずで補うことで、完璧な食事になる訳です。

 

ただ、病気の治療ではなくて、予防からはじ

められる方は、最初、7分つきご飯、それか

ら5分つきご飯、なれてきたら3分つきご飯

というように、ある程度の時間をかけて徐々

に慣れていく、という方法も良いでしょう。

 

では、「副食」、おかずにはどんなものが良

いのでしょうか?

 

まず、「野菜」(葉菜類、根菜類いろいろあ

りますね)、「きのこ類」「いも類」「まめ

類」「海藻類」、質の良い梅干し、お漬物、

豆腐、納豆、あとたまに、なるべく全体を食

べられる「小魚介類」(イカ、タコ、イワシ 

小ぶりのアジ、サンマ、ちりめんじゃこ、ア

サリ、しじみなどなどを加熱して)

(注)小魚介類はタンパク源というよりは、

海の総合ミネラル食として価値がある、とい

うことなのですが、病気が重い場合は、食べ

ない方が良いです。

 

これらのものを、主食の量を超えない範囲で

補うことが大切です。

 

そして、味付けに使う調味料は、お近くの自

然食品店に、質の良い「だし昆布」「煮ぼし

」「干ししいたけ」「本物のお味噌」「本物

のお醤油」「自然塩」「みりん」など(他に

もいろいろありますが)が置いてあると思い

ますので、そういうものをお使いいただくの

が良いのです。

 

飲み物は、水道水なら浄水器を通したものが

良いでしょう。あとは、その水で入れたお茶

や薬草茶などでオッケーです。

 

あと、いくつかポイントを挙げますと

 

◊ 良く噛んで食べる。

 

◊ 食べ過ぎない。

 

◊ 塩分は、人それぞれの適量をとる。減

塩はしないこと。

 

◊ 水分量も、人それぞれの適量があるの

で、その量を超えないこと。

 

 

 

ってな感じでしょうか。

そう、お気付きの方も多いと思います

が、この体に良い食べ物というのは、

昔、明治、大正のころまでは、ほとん

どの日本人が当たり前に食べていたも

のなんですよ。

 

その当時は、特別な知識がなくても

手に入る食材で献立をすれば、自然

に健康に良いモノになっていたんで

す。

そういう体に良い食事を、幼少期か

ら成長期にかけて食べてきた明治、

大正生まれの方々は、だから、健康

で長生きの方が多いんですね。

 

ところが、今はもう、体に良くない

食品が溢れかえり、常に私たちを誘

惑している時代ですから、我々は、

本当の知識を身につけて、自己防衛

をしなくちゃならないんですね。

 

 

 

本日は以上です。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃ、次に健康