今日は持ち時間が30分しかないので、短く

いきます。

 

肉や卵や牛乳、それらの加工食品を多食する

と、体が大型化しやすい、というのはラット

の実験などでも明らかになっているそうです

ね。

 

日本においても、伝統的な和食を食べていた

明治、大正生まれの人より、タンパク質重視

の現代型和食を食べている昭和、平成生まれ

の人の方が大きい。

 

それは、一般的には、現代栄養学の成果だと

いうふうに思われてるみたいですが、「体質

」の面から見ると、日本人の「体格」は大き

くなったけど「体質」は悪くなってるんです

ね。

 

明治、大正のころにはほとんどなかったガン

やアレルギーやその他もろもろの慢性病患者

さんが、いまもなお毎年増え続けている、大

きな原因のひとつが「動物タンパク食品」の

多食なんです。

 

知らない方にとっては信じがたいことかも知

れませんが、日本人は、本来、肉類は食べな

い方が、健康で長生きできるんです。

 

もちろん、肉類を食べても大丈夫な方も、い

らっしゃるんでしょうが、平均的な体質とい

うか消化能力の日本人はタンパク質を消化す

るのが苦手なんですね。もともと穀物を主食

に野菜や海草や小魚貝類を食べてきたのが、

日本人ですから。だから炭水化物を消化する

のは得意なんです。

 

最後にひとつ、これ、特に女性に知ってほし

いんですが、動物タンパク食品を多食すると

早く成長するので、いわゆる「早熟」になり

やすいんです。早く大人になっちゃう。

 

でも、その分、老化も早まるので、「早老」

になってしまうんですねえ。

 

できるだけ長く、若さを保ちたい方は、だか

ら穀物を主体にした伝統的な和食がいいんで

す。

 

そのルールを教えてくれているのが自然医学

なんですね。

 

 

 

今日は以上です。ありがとうございました。