前回の文章が難しかったのでは?と反省した

ので、今回は、できるだけ簡単に、慢性病の

メカニズムを説明することにします。

 

実は、私たちの体は、食べ物が血液(血球)

になり血液が、体細胞になっているんです。

図にするとこうです。

「食べ物」→「血液」→「体細胞」

 

ですから、「体に良い食べ物」だけを選んで

食べていれば、「質の良い血液」ができ、

「質の良い細胞」ができるので、病気になる

ことなく、健康で長生きできるのです。

図にするとこうなります。

「良い食べ物」→「良い血液」→「良い体細

胞」 = 健康・長寿

 

逆に、「体に良くない食べ物」を食べ続けて

いると、自覚症状のないまま、たいていは長い

下積み時代を経て、発病し、短命になっちゃう

んですね。

 

慢性病を引き起こす、体によくない食べ物は

3つのグループに分けることができます。

 

ひとつめは「動物タンパク食品グループ」

牛肉・豚肉・鶏肉・卵・牛乳・それらの加工

食品・刺身などです。

これらは、日本人の腸の中で腐敗しやすく、

腐敗しちゃうと、いろんな毒素が発生して、

少しづつ体の中にたまっていくので、その

たまった毒素が悪さをして病気になっちゃう

んですね。

腸の中で腐敗が起こっていると、うんちやお

ならが臭くなるので、すぐに分かります。

 

ふたつめは、「精白食品グループ」

玄米を真っ白になるまで精白した白米。麦の

全粒粉から胚芽を取り去った精白小麦粉、で

つくられた白パン、白い麺。黒砂糖を精白し

た白砂糖。自然塩からナトリウム以外のミネ

ラルを取り除いたような、塩辛いだけの化学

塩などです。

これらは、精白される段階で、体に良い働き

をするビタミン・ミネラル・食物繊維といっ

た栄養素がすごーくはぎ取られているので、

食べ続けていると、長い時間をかけて、体の

中の栄養バランスがおかしくなって、病気に

なっちゃうんですね。

 

みっつめは、「いろんな合成化学物質など」

加工食品につかわれている添加物もろもろ。

農作物の残留農薬、輸入農作物に添加される

防腐剤などなど。

あとは、水道水の塩素や金属類とか。また、

食品ではないですが、化粧品の口紅やスプレ

ーなどは、一部、体に吸収されるでしょうか

ら、注意が必要でしょう。殺虫剤も同じこと

です。

これらのものも、体にすこしづつ蓄積されま

すので、病気の原因になるわけです。

大事なものが抜かっていました。化学薬剤、

いわゆる「おクスリ」ですね。これは、言わ

ば、すごく薄めた毒、なので、服用し続けて

いると、副作用が出る訳です。

 

以上を図にするとこうなります。

「良くない食べ物」→「腐敗による毒素の発

生と蓄積・栄養バランスの乱れ・化学物質の

蓄積・質の悪い血液(血球)」→「体細胞に

異常発生(炎症・腫瘍・アレルギー反応)」

= 発病・短命

 

ただ、ひとりひとりの体質(ウィークポイン

ト)の違いや、毒素の組み合わせの違い、栄

養バランスの乱れ具合の違いによって、炎症

や腫瘍のできる場所や、そのタイプ、アレル

ギー反応の起こる場所やそのタイプが違って

くる訳です。

 

ですから、見た目の違いで細かく分類してい

くと、病気は何千種類もあって、その原因も

同じく何千種類もあるように思えますが、実

際は、根っこは同じ。だから、予防法も治療法

も基本は同じだということです。

 

 

 

次回のテーマは、「現代医学と自然医学 /

慢性病の根本療法と予防法」です。

 

 

 

 

 

 

 

このように、「体に良くない食べ物」が、慢

性病の主たる原因なのですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慢性病のメカニズムは、現代医学の研究では

 

なぜなら、慢性病は

 

偶発的な事故によるケガと、必然的な体の反

 

応によって引き起こされている慢性病

 

現代医学が得意としている治療は、怪我人は、怪我人を治すことを得意として

います。