今回はまず、

「ガン・慢性病・アレルギー自然治癒のメカニズム」

について説明し、

 

次に、現代医学の基礎理論であ

「細胞分裂説」・「骨髄造血説」と

現代医学の「ガンの定義」の間違いについて説明し、

 

最後に「自然医食療法のポイント」について説明したい

と思ます。

 

 

 

資料4

 

ガン・慢性病・アレルギー 自然治癒のメカニズム 改良版

 

 

 

ガン・慢性病・アレルギーが自然治癒(完治)する時も、

発病の時と同じように、体の基本構

「食」→「血」→「体」

の順番に従って変化が起こり、治っていきます。

 

つまり、

 

まず「食事改善」からスタートします。

 

すると、食品添加物などの合成化学物質の体内蓄積に

ストップがかかります。

 

食事療法の基本パターンは

「玄米・菜食」をよく噛んで、小食にして(1日2食、

腹7分目)

「葉緑素」、「胚芽」、「酵素」、「薬草茶」を適宜

補給る、です。

 

特にガンの場合は、「小食」ことが大事です。

理由はど説明します。

 

 

食事改善を行うと、次第に便通が整っていき、

腸内細菌の悪玉菌が減り、善玉菌が増え、ウンチの臭さ

薄れていき、やがて臭くない「バナナ便」が出るように

なります。これを「整腸」といいます。

 

その過程において、腸内での腐敗現象がなくなりますので、

たな腐敗産物や毒素の発生と体内蓄積にもストップ

かかります。

 

そうして、腸の絨毛組織で造れてる「赤血球」も、

腸内環境が改善されることで、質の良いモノ造られる

ようになります。

 

体の栄養バランスも次第に改善され、代謝が正常になって

いきます。

 

 

そして、腸が整いますと、次、毒素や老廃物などで

常時汚ていた血液が次第にキレイにっていきます。

これを「浄血」といいます。

 

そうすると、どんないいことが起こるかというと、

体に溜まった悪いモノを残さずお掃除してくれる

「自然治癒力」が活性化するんです。病気の方はみな、

この自然治癒力が弱っているんですね。

 

現代医学では、自然治癒力は存在しないと考えられて

いますが、実際は、あるということです。

 

1955年にピレマーという方が発見した

「プロパージン」いう酵素系がそれで、

日本語訳すると「非特異的生体防衛酵素系」という、

カンタンにいうと、「色んなことに作用して、体を守って

くれる酵素系」が、自然治癒力の実体です。

 

そして、自然治癒力は「エネルギー充てん120%!」

になった時点で、前触れなく、いきな「体の大掃除」

を始めます。

 

つまり、いろいろな臓器・組織に蓄積された化学物質や

毒素のカタマリを細かく分解して

(これを「溶毒」といいます)

血流に戻し、体のあらゆる所から排泄させようと働く

(これを「排毒」いいます)

のです。

この毒素が溶毒・排毒されるとき、一時的に発生する

不快な諸症状「体質改善反応」といいます。

 

 

以下、「食物と病気」森下敬一著 美土里書房の

144ページからの引用です。

 

体質改善反応と対処法

 

自然医食療法を一定期間続けておこなうと、基本的体質が

切り変わる。それを境に体質は急速に好転していき、

慢性病も急ピッチで快方に向かうようになる。

その体質の切り変わり時に、

質改善反応としていろいろな症状が出る。

このことをよく承知しておいて、冷静に適切な対処をする

ことが大切である。

 

●反応が出るのは、本格的に根治効果が出はじめたことを

意味する。

 

●反応は、必ず自然におさまるので、自然医食療法を

続けておこなうことが大事だ。

病気が重症の場合や、強い作用の薬剤を使っていた場合

などでは、

反応も強く出がちだが、

そんなときも薬剤や注射などで抑えないで自然的手法の

手当てをおこなう。

 

●早い人では一週間ぐらいから、遅い人でも三カ月から

半年ぐらいの間に出る。

 

●反応の出方で一般に多いのは、頭痛、肩こり、発熱、

めまい、歯ぐきの痛み、口内炎、手足のしびれ、胃痛、

腰痛、発疹、脱力感、および昔患ったことのある病気の

症状など。

(ここまでが引用です。)

 

 

(注)この本は1984年初版発行なので、その当時は

体質改善反応の出る時期が、現在より早かったと思われ

ます。

2015年の現在では、体質改善反応が出るのは、

食事療法をはじめてから、早くて三か月以降、という

感じだと思います。

そして体内に蓄積されている毒素等の量が多ければ、

その後、2回、3回と反応が出ることもあります。

ただ、反応の強さは、徐々に弱くなっていきます。

 

 

 

そんな感じで「溶毒・排毒」が完了しますと、

炎症の原因であった腐敗産物、毒素、化学物質

体内から一掃されていますので、

体のどこにできた、どんなタイプの炎症であれ、

自然に消えます。

 

「起炎物質」がなくなれば「炎症」は自然に「消炎」

します。

つまりすべての慢性病が自然に完治するというわけです。

 

 

 

アレルギーはどうでしょう? 

 

食事改善をして腸が整いますと、質の良い赤血球が造ら

れるようになります。そして、この質の良い赤血球が

どんどん質の良い体細胞になり、質の悪い体細胞は寿命と

ともに次第に減っていきます。

 

質の悪い細胞が質の良い細胞に置き変えられていくん

ですね

(体の細胞がすべて入れ替わるのに2年から2年半かかる

そうです)。

 

このようにして、体全体の細胞の質が徐々に良くなって

いくとともに、異種タンパクに対する過剰反応も徐々に

小さくなっていき、

やがて、まったく反応しなくなります。

アレルゲンに対してアレルギー反応を起こさなくなる、

ということです。

 

このようなことで、「花粉症」や「食物アレルギー」など

のアレルギー性疾患も完治するという訳です。

「アトピー性皮膚炎」も、この自然医食療法で自然に

治ります。

 

 

 

最後はガンです。

「食事改善」→「整腸」→「浄血」→「自然治癒力が

活性化」→「溶毒・排毒」ときて、体内に蓄積されて

いた毒素や化学物質などがキレイに排泄されれば、

「呼吸酵素」がしっかり働けるようになります。

 

 

(以下の説明は、話を分かりやすくするために、私が

考えた「たとえ話」で、森下先生の説明ではありません。

でも、大体合っていると思います。)

 

 

すると、ガン細胞がこう思うんです。「あれれ?いつの

間にか呼吸酵素のジャマをしていた毒素や化学物質が

消えて、呼吸酵素がしっかり働いているなあ。

 

悪液質化が進んでいた体液も正常になってる(驚)。

じゃあ、もう我々はガン細胞として存在してなくても

いいんだ。これ以上頑張らなくてもいいんだ。

 

それに何か月か前から、体の主(ぬし)が、ずっと小食

にしているおかげで、腸での生理的造血だけでは赤血球の

造血量が足らなくなっているから、余分な脂肪細胞君たち

は、すでに大半が、赤血球に逆戻りしている。

 

我々ガン細胞も、お役御免になったことだし、

赤血球とリンパ球に逆戻りしようじゃないか!

 

「赤血球とリンパ球に戻ってもいいかな?」

「いいとも!」

 

ということで、ガン細胞は順次、血球細胞に逆戻りして

いきます。

 

というわけで、ガン(腫瘍)の消え方は、最初、ガッチ

ガチに固まっていたガンが次第に中身がスカスカになって

(内側から血球細胞に逆戻りしていくので)

柔らかくなり、中がスカスカの状態で膨らみ、

最後はしぼむように消える、という風になります。

 

このようにして、どこにできたガンであれ、自然に消滅

していきます。

 

では、再発の危険性はどうでしょうか?

 

もうお分かりかと思いますが、ガンが消えた後も、食事に

気をつけて、悪いモノを溜め込まないようにして、

体の中の呼吸酵素がチャンと働けている状態を維持して

やれば、赤血球はガン細胞に変身することなく、

(安心して?)正常な細胞に変化しますので、

 

ガンの再発はありません。

 

あと、現代医学では「ガンの再発・転移」という言い方を

しますが、

「再発」はいいとしても「転移」は間違いでしょう。

 

再発したガンは最初のガンとはまったくの別物です。

体の中で呼吸酵素が十分働けていない状況を、現代医学の

3大療法は解決できないから、

時間差で、

とから生まれた赤血球が、あとから生まれたリンパ球と

融合して、同じ場所でガン細胞に変身するか、あるいは、

その人の別のウィークポイントで変身するか、だけの話

です。

(私が勉強した森下先生の本には、転移のことは書かれて

いないのですが、ガンのメカニズムを考えた場合、

この考え方で間違っていないと思います。)

 

 

以上、このような過程を経て、ほとんどの病気が治って

いくわけですが、

「葉緑素」、「胚芽」、「酵素」、「薬草茶」の説明

抜かっていたので、まとめてカンタンに説明したいと

思います。

 

 

森下先生が1970年にお茶の水クリニックをたちあげて

から6年間ほどは、玄米・菜食に切り替えるだけで、

ガンでも大体300日くらいで治っていたそうです。

 

ところが、それ以降、病気が治る日数が年々長くなって

いったそうで、「これはいかん」ということで食事療法に

加えられたのが、

「葉緑素」、「胚芽」、「酵素」という、

森下先生が言われるところの「3大健康強化食品」の補充

です。

 

「葉緑素」は浄血のスピードを速め、

「胚芽」は体内の栄養のアンバランスを早く整えてくれ

「酵素」は腸内での腐敗現象を早くストップさせることで、

得にガンの場合などは、呼吸酵素を早く復活させるのにも

役立ちます。

「薬草茶」は体に溜まった老廃物などを溶かして排泄する

のに役立ちます。

 

というわけで、明治・大正生まれの方々からすると、

桁違いに悪いモノを体内に溜め込んでいる我々の世代は

短期間で病気を治すために、これらの強化食品の補充が

重要だ、ということです。

 

 

 

 

まだ話の途中なのですが、現在時計は午後6時40分。

閉店まであと20分しかないので、続きはまた来週したい

と思います。

 

資料だけ先に載せておきます。

 

 

資料5

4枚目

 

 

 

資料6

7枚目

 

 

 

 

 

本日は以上です。ありがとうございました。